2003-08-27 音楽 今日はワーグナーの「ジークフリートの葬送行進曲」を聞く。 頭の中に情景が浮かぶ。 森の中の広場に少しずつ人が集まってくる。 もちろんお葬式のためだ。 誰も口をきかない。 ジークフリートって誰だろう。 きっとどこかの英雄だ。 何人もの敵を斬り殺して、お祭り気分になりはしても。 心のどこかで死にたがっていたに違いない。 仲間はみんなそんなことは知る由もなく。 彼の在ったはずの明るい未来を想い悔しがっている。 僕は夜の田舎道を自転車で走りながら、 勝手な妄想に引き込まれるのです。