アフター5

今日は五時半に歯医者を予約していた。
五時に仕事が終わり、急いで体を洗う。
ついたのはちょうど5時半。
歯医者さんには綺麗な女の人がいてドキドキする。
高校生に戻れたら歯医者になろう。
お爺さんになっても周りに綺麗で若いオナゴを置くんだ。

仮定法過去の話?(実に微妙な文法事項だと思うが)は置いておこう。
年頃の男性に、綺麗な女性の前で口を開けさせるのは酷だ。
私は口を開けながら、目の前の若いオナゴを惚れさせる表情を研究する事にした。
哀愁を帯びた表情、慈愛に満ちた表情。
いろいろ試してみたがしっくりこない。
そうこうするうちに間抜けな自分を発見した私は笑ってしまう。
恥ずかしい。

修行が終わったので私はファミレスチェーン「喜的」に行く。
最近は「喜的」で工業簿記2級の勉強をするのが日課だ。
仕事で疲れた体はタバコを吸うとひどく重くなってしまう。
勉強後に一服すればよいものを、ついついはじめる前に吸ってしまって勉強がはかどらないのも日課通りだ。

7時には社長宅に帰って晩ご飯おいちい。
食後もついついダイニングルームに長居をしてしまって困る。
その後二階のリリー部屋で日記を書き始め気づくと10時でショックを受ける。
日記はもう辞めよう。