お葬式

僕はとても酔っていたので、
2つのビジョンが顕れました。
一つでは黒い鉄で満たされた世界で
そこには球形の空間が点在していて
その中で人は一人で生活していました。
人はいつも壁を叩き
何も誰にも伝えられないことと
壁から伝わる響きから何もくみ取れないこと
に絶望していました。
僕は壁の響き中に自分と同じ絶望を発見して泣きました。

もう一つはあんまり酷く錯乱しているので
今日は書かないことにします。